「大好き」を否定する権利は誰にもない☆
「月が綺麗ですね。」
「死んでもいい。」
この二つの文章、ご存知ですか?
夏目漱石が「I love you (愛してます)」を「月が綺麗ですね」と訳し、
二葉亭四迷が「I’m yours (私はあなたのものよ)」を「死んでもいい」と訳したお話。
ロマンチックですね❤️
わたしはロマンチック大好き人間です。
10代の頃に夏目漱石の文学と出会った時から、この手の会話ができる文学系の男性が素敵だなぁと思ってます。
ただ、この話👆をすると99%の確率で人から笑われました。
大好きなモノ・大事にしてるコトの話をして、それを人からいじられたり笑われたりすると、心がきゅっと苦しくなるときがありますよね。そのことに対する自分の本気度が高ければ高いほど、受け入れてもらえなかったときの苦しみは大きくなります。
では質問です💡
あなたは、人からいじられたり・笑われたりした時、どちらの反応をしますか?
① へらっと笑う
② カッとなって怒る
いかがでしょう?
わたしの場合、10代の頃が②で、20代以降は①の反応をしてました。
本音を言って笑われ、本音を言って否定され、本音を言って仲間外れにされ・・・。幼少期から何度も繰り返していくうちに、本音を言うと悪いことが起きるという思考になっていきます。そうやって人は本音を隠すようになっていくんです。
「この人には言っても大丈夫かな?傷つかないかな?」・・・と、本音を言うこと自体が、ある種ギャンブルのような感覚になってきてしまったり・・・。
その結果、どんな事が起きるかと言うと、本当の自分がよくわからなくなってしまいます。そして、本当の自分を見失ってしまうと、色々な場面での選択を間違えてしまいます。
例えば、本音を隠すことに慣れている人は、先ほどの質問の①をやりがちだったり。嫌なことを言われて咄嗟にへらっと笑ってしまう人は、とりあえず笑う選択をすることに慣れてしまっています。その笑顔って、本心とは関係ない無意識的な笑顔なんですよね。その場でへらへら笑ってしまったことを、家に帰ってから後悔する…なんていうお話はよく耳にします。
なんでヘラヘラしちゃったんだろう…
思い出すと悔しくて眠れない…
👆上に共感された方は、意識してほしい思考があります。
それは、「わたしはこう思うけど、あなたはそう思うのね。」です。
お相手はあくまで他人であり、基本的に別の考えを持った人間です。余計なストレスを抱えないためには、自分の意見を自分で認めた上で、相手の意見もそのまま受け取ることが大事。もし真面目な話を笑われたとしたら、「あなたにとっては楽しい話だったんだね。でも、わたしは真面目にこう思ってるんだ。」という感じです。
また、人からいじられた時、つい相手を人を馬鹿にする嫌な奴、と定義しがちですね。しかし、あなたの心でそう思ってしまうと、あなたの心がざわざわしちゃいます。相手には伝わらず、あなたの心がざわつくだけなんです。当たり前ですが、おかしな話ですね。
だからこそ、自分に掛ける言葉がとても大事なんです。
あなたの気分を害するような人と一緒にいる必要はありません。ただ、人を馬鹿にする嫌な奴ではなく、わたしとは違う意見を持った人、と心で思うようにしてみてください。そして、そっと距離を置きましょう。
好きなモノは好きでOK。大好き・愛してるという気持ちは本当に素晴らしいものです。大切にしてあげてください。
そして、好きなモノ・コト・ヒトを好きだと言える愛おしい自分を、見失わないでいてあげてくださいね。
わたしは「月が綺麗ですね」という告白文句と、青春パンク音楽と、白いTシャツと、ふわっとした日常が大好きな人間です。
あなたの好きなモノはなんですか?今度教えてくださいね(^^)💛
今日もふわっとかろやかに☀️