派遣社員だったわたしが好きなことを仕事にできた話

あなたもそんな風に「自分を変えたい」と思うことはありませんか?

今、がんばっていることがうまくいかないとしたら「やり方があっていない」あるいは「本当にやりたいこととは違う」のかもしれません。

私も、そんながんばり方を間違えて苦しんだひとりでした。

しかし、“ある方法”に出会ったことで、どんなに努力しても「派遣社員にしかなれなかった人生」から「自分の好きなことを仕事にする人生」に変えることができました。

私がかろやかに人生を変えることができたヒミツを、本書に詰め込みましたので、ぜひ受け取ってください。

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「こんなはずじゃなかったのに!」

こんにちは!YUKIです。本書に興味を持っていただいてありがとうございます!

24歳の頃の私は、シドニーの一等地に住むちょっとした成功者でした。

職業は、日本人バーテンダー×空間デザイナー。

リッチなお客様たちから、毎日チップがたっぷり。

悠々自適に農業も楽しみ……私の人生には、もう超えるべき壁なんてないと思っていました。

しかし、そんな甘い人生は、長くは続きません。

とある事情から、私は日本に帰国することになります。そして、それが私の「スランプ人生」の始まりとなりました。

今までが嘘のように、人生がうまくいかない…

日本に帰ってきた私は、就職のために面接を受けるのですが……留学経験もむなしく、ことごとく落とされて、ついには24連敗。

なんとか雇ってもらえた会社では、ひどいパワハラに遭い3日で辞職。

最終的にたどり着いたのは、月収17万円の雑用派遣社員でした。

7年も海外にいたのに、その経験は何も活かせない雑用業務。収入も半分以下。私はひどく落ち込みました。

このスランプ人生を抜け出すきっかけとなったのが「コーチング」との出会いです。

「コーチング」ってよくネットで見かけるけど…?

私がコーチングと出会った当時は「会社役員が部下の指導のために受けるもの」と認識されていました。

しかし、近年ではその認識が変わり、「自分を変える技術」として“自己実現”のために使われることが増えています。

本書では、実際に私に起こったできごとを元に「コーチングとは何をするのか?」そしてコーチングで「どんな風に自分を変えていけるのか」をお話していきます。

「がんばり方」を間違えていた。

就職面接の24連敗、私は決して怠けていたわけではなく、むしろ努力している方だったと思っています。

緊張で震える性質を自分で分かっているから、自信を持ってすらすら話せるように面接の攻略本を暗記するくらい読んでいたし、企業が求める条件もすべて満たしていたはずでした。

しかし、それらはすべてがんばり方を間違えた「空回りの努力」だったのです。

この事実に気づくことができたのは、コーチングのおかげでした。

悪い思い込みを変えれば、夢はかろやかに叶っていく。

誰でも、自分の足を引っ張る「思い込み」を持っています。

その悪い思い込みを見つけ、変えていくのがコーチングという技術です。

本書は、そんなコーチングを実際に体感してもらうために、読みやすいストーリーベースで書き上げました。

物語を読み進めていくうちに、自然とコーチングがどんなものかが分かり、また同時にワークを通して、コーチングを体験することができます。

私の人生がコーチングとの出会いによって好転したように、本書があなたの人生を変えるきっかけになりますように。

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